広々として吹き抜けのあるリビング、解放感があってあこがれますよね!
家づくりを考えている方も、
「LDKは〇畳以上欲しい」
「吹き抜けと大きな窓のあるリビングにしたい」
といった理想があるのではないでしょうか?
このときにイメージするリビングは、家族みんなでワイワイ団らんを楽しむ場所、といった感じでしょうか?
みんなで集まって過ごす時間もあれば、ゆっくり過ごす時間もあります。
ゆっくり過ごすときや何かに集中したいとき、狭くて囲まれた空間に落ち着きを感じるという方も多いかと思います。
そんなおこもり感のある空間が欲しいという方、ヌックを検討してみてはいかがでしょうか?
ヌックって何?
ヌックの語源はスコットランド語のneuk(ヌーク)だと言われています。
この言葉は元々、ダイニングとは別にある、朝食などをさっと済ませるためのカジュアルなダイニングという意味でした。
それが、今では「心地よい小さな空間」といった意味で使われています。
ヌックは2~3畳程度のスペースで、LDKなどの部屋の一角に設けることが多いです。
ドアなどは使わず、床の高さを変える、天井高さを下げる、といったように周りの空間とゆるやかに区切ります。
家のなかに色々な居場所があることで、家はより心地よいものになります。
家族の存在は感じながら、ゆっくりと過ごす時間も大切にしたいという方にぴったりのスペースです。
ヌックにオススメの場所
①リビング

リビングの一角に設けると、それぞれ思い思いの時間を、適度な距離感で楽しむことができます。
例えば、テレビを見ている家族から少し離れた場所で読書をする。
互いの存在を感じながら自分の時間を過ごすことができます。
また、子供が秘密基地のように使う事もできます。
リビング階段の階段下の空間を利用したり、窓辺の一角をベンチにしたり、ちょっとした空間を活用するだけで、居心地の良いリビングになります。
②階段
他の空間と緩やかにゾーニングするため、ヌック部分の床高を上げることがあります。
階段の途中にヌックを設けることで、自動的に床高が上がります。
また、階段の段差に腰掛けることで、ベンチのように使うこともできます。
例えば踊り場を広めに確保するだけで、上下階を繋げるだけの場所だった階段が、家族団らんやリラックスできる場所に変わります。
③寝室
寝室の一角にヌックを作ると、寝る前にゆっくりした時間を過ごすことができます。
先に寝ている人に気兼ねなく使えるよう、照明計画に注意しましょう!
④キッチン
キッチンの一角に設けることで、家事の合間に休憩できるスペースができます。
料理を煮込んでいる時間などのちょっとした時間がリラックスタイムに!
料理している横で子供が読書、なんて使い方もできます。
カウンターを設ければ、家事スペースやリビング学習といった用途にも使えます。
⑤廊下
廊下にヌックを設けるときは、カウンターやベンチを設けるのがおすすめです。
通り抜けるだけだった空間が、ファミリーライブラリーやスタディスペースのように使えます。
ただし、冷暖房器具が必要な場合がありますので注意してください。
ヌックを作るときの注意点
①照明・コンセント
暗くて使いにくい空間にならないよう、照明器具を設けましょう。
落ち着いた雰囲気を出すために、他の空間よりも少し暗めにするのがオススメです。
読書をするときに手元を照らせるタイプもいいですね。
また、パソコンと使ったりスマホを充電したりと、コンセントがあるとぐっと快適になります。
②換気
小さい空間なので、空気が滞留しないよう換気計画に注意が必要です。
開口が小さい場合は特に、窓や換気扇を設けるなどの工夫をしましょう。
③冷暖房器具の必要性
廊下や階段等にヌックを設ける場合には、冷暖房器具が必要となるかと思います。
暑い(または寒い)からと使わなくなってしまわないよう、しっかりと計画しておきましょう。
また、電気代や冷暖房器具の費用が掛かります。
そのことも考慮したうえで、ヌックを設けるか検討してください。
④面積と費用
ヌックという空間を作るため、家全体の面積が大きくなります。
その分、建築コストは上がりますので注意してください。
階段下などの既存の空間を利用する場合、面積は大きくなりません。
しかし、収納スペースに充てられる空間だったりするので、家全体の収納スペースに不足がないかの検討したほうが良いと思います。
収納スペースが不足して、ヌックが物置状態になってしまうのはもったいないです。
まとめ
ヌックは上手に計画すれば、生活をより豊かにしてくれます。
メリットやデメリットをしっかりと把握して、自分達だけのすてきな空間を作ってみてはいかがでしょうか?
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